読まなきゃ損!子供と一緒に読みたい絵本 no8

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はじめに

「晩ごはん何たべたい?」

「なんでもいいよ」

「今度の休みどこにいこうか?」

「どこでもいいよ」

そう返答されると腹が立つのでは。

残念ながらわたしはこう答えてしまいがちな人間です。

わたしのような優柔不断な人といると疲れてしまいますね。

なんでもスパッと自分の道を選んで行動できる人になりたいです。

そうグズグズせず、リスクばかりを考えず。

「No pain, no gain」

「痛みなくして得るものなし」「リスクなくして成功なし」

↑座右の銘にしたい言葉です。

 

究極の選択を迫られたら覚悟がいります。

では、絵本の中ではどうでしょうか。

今日ご紹介する本は、究極の選択を迫られ続けます。

答えは必ず選んでくださいね。

子どもと一緒に楽しめる絵本です。

題名「ねえ、どれがいい?」

公式ページのリンクです↓

ねえ、どれがいい? 改訳新版 | 株式会社評論社
児童図書・絵本・一般書籍

ページをめくるごとに究極の選択を迫られます。

あらすじ

『「ねえ、どれがいい?」と問いかけながら、次々と繰り出される奇想天外な選択肢。
子どもたちは「どれもイヤ」と言いながら、大喜びであれやこれや悩みます。』(出版社からの引用文)

だんだん選択肢がディープな内容になっていきます。

一例)「大蛇にまかれる」「魚にのまれる」「ワニに食べられる」「サイにつぶされる」 ー さあ選んで!

みたいな・・・。

この絵本を読んで、子どもと楽しめないなんてことは絶対ありません。

魅力

1 飽きさせない

どのページも何か一つ選ばねばならない形式になっています。

次のページをめくると、どんな選択問題が出てくるんだろう と期待を高めてくれます。

しかも、その選択がページをめくるごとに究極になっていくんです。

構成も子供の感心を引き付けるよう、よく練られている本だと思います。

2 親子の会話が弾む

どの選択肢を選ぶべきか

なぜそれを選んだか。選ばなかったか。

色々意見交換して子供の考えを知ることができます。

以前と最近では、決定する選択が違ったりして、子供がより深く考えていることを知ることもできます。

子どもならではの視点や感性をしって、驚ろかされます。

そして、親自身も真剣に考えてしまいます。

児童用の絵本なのに真剣に考えてしまう自分がいるんですね。

3 想像力が育まれる

ユーモアいっぱいの内容で、かつ絵も見やすいので、場面を容易にイメージできます。

どれも嫌な選択肢なんだけど、選ばねばならない。

どんな決定が一番ましなのか、又は楽しいのか

子どもなりに色々考えるわけです。

まさに、想像するって楽しいということを肌で体験できる絵本です。

まとめ

まさに絵本の醍醐味といった作品です。

絵本を読む時間より、子どもとあれこれ話す時間のほうが長く、より楽しめます。

またみんなが同じ答えを持っているわけでないし、持たなくても良いことも教えてくれます。

一人一人の選択は違ってもいいんだ。

やっぱりそれぞれ個性が違うんですから。

大げさかもしれませんが、遠回しにそういうことも教えている絵本かなとも感じました。

ぜひ親子でお楽しみください。

 

それではまた!!

作品情報

    • 題 名  ねえ、どれがいい?
    • 作 者  ジョン・バーニンガム
    • 訳    まつかわ まゆみ
    • 絵    ジョン・バーニンガム    
    • 出版社  評論社
    • 出版年  2010
  • 税込価格 1650円
  • ページ数 28ページ
  • 対象年齢 3歳から
  • 我が家で主に読んでいた年齢 2-4歳(現在進行中)

 

 

 

 

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