はじめに
子どもへの最高の褒め言葉とは何だと思いますか?
「良い子」
「賢い子」
「聞き分けのいい子」
正解は、「子どもらしい子ね」だそうです。
上記は、保育家・児童作家の中川李枝子さんのお考えです。
では、『子どもらしい子ども』とは?
「全身エネルギーのかたまりで、ねとねと、べたべたした両手両足で好きな人に飛びつき、
からみつき、ほっぺたをくっつけて抱きついてくる子…。」だそうです。
個性がはっきりしていて、自分丸出しで生きている子はみな、子どもらしい子どもと言えます。
なるほどなっと思いました。
親の手におえない子、世間の予想をはみ出す子。
うちの子は問題児かもって思う時もありますが、実はそれが良いことなんだと、中川李枝子さんから学べました。
そういう「子どもらしい子」と向き合う、つまり育児するっていうのは、確かに大変だし、エネルギーもいりますね。
なんせ、一筋縄でいかないんですから。
親の常識は子に通用しない。
だから育児にはストレスがついて回ります。
100世帯あったら、100世帯ごとに悩みやストレスは違うと思いますし、解決法もきっと正解がないのかもしれません。
将来、このブログを見返したときに、こんなことで自分は悩んでたんだと思い返すことができるよう、記録にしておきたいと思います。
育児ストレス
1 食事を食べない
考えに考えて、手間ひまかけて、こうしたら食べるんじゃないかと工夫して出した料理を全く食べてくれない。
ほんとに悲しいですよね。
それもその期間が長いと本当にストレスになります。
離乳食の時から現在の4歳になるまで、好き嫌いがはっきりしていて、残飯を捨てるとき、怒りがこみ上げることも。
逆に、これさえ出しとけばOk!というおかずもあります。
納豆です。
うちの子どもは納豆でできていると言っても過言ではない。
でもやはり親ですから、子供の健康や成長のために、バランスよい食事を提供したくなります。
どうせ食べてくれないかも、と思いながらも、調理し、食卓に出し、やっぱり食べてくれない。
これを繰り返すわけです。
どうすればよいのでしょうか。
正解はないと思いますが、、、
対処法
諦めることも大事。
どこかで開き直りが必要です。
確かに、どこかのママさんたちは、嫌いな食材がわからないようにものすごく時間をかけて調理したりしています。
それができればいいんですが、そんな時間もかけれないし、器用でもないし、、、。
ではどうすれば。
今は食べないだけなんだ、と将来に目を向けます。(超楽観的目線)
実際、どこかの本で、子どもは好き嫌いが多く、嫌いなおかずを20~30回ぐらいださないと食べてくれない、というような分析結果を読んだ気がします。(あやふやですみません、、、。)
有名な保育士の『てぃ』先生がユーチューブで、好き嫌いがあって当然で、嫌いなおかずを食べないまま大人になる子はいないこと、今は好きなものしか食べなくても、それだけ食べて大人になった子どもはいないと解説していました。
だから、いつか食べてくれる日が来てくれるの待ってればいいんだと、自分に言い聞かせることも ときに必要ですね。
実際、我が家でも、これまでは絶対手をつけなかった嫌いな食べ物をある日突然食べだしたりしました。
これは手を付けないだろうと思っていた初めてのおかずにもいきなりチャレンジする日がきたり、
子どもの成長って本当に突然やってくるんですね。
だから、気負わず、今喜んで食べてくれるものが1品でもあるなら美味しく食べてもらいましょう。
やがて、それが2品、3品、作りがいがある日が訪れるまで。
2 大事な会話をさえぎる
夫婦で会話をしていると、わざと、と思えるほど子どもが邪魔をしてきます。
特にそれが、話さなければならない大切な内容であればあるほど、その確率は上がります。
どうしてなんでしょうか?
ヤキモチ?
いつでも自分が会話の中心じゃないと、と思っているのでしょうか?
それとも、かまってほしいからでしょうか?
まだ聞く力が未発達なのかもしれませんし、
親が会話している間、やることがないだけかもしれません。
上の子も、下の子も我が家ではそうです。
最近では、夫婦の些細な会話にも割り込んできて、話さないように命令までしてきます。
結構なストレスになります。
対処法
現段階で有効な対処法はありません。
今大事な話があるからと、言い聞かせても、待ったなしです。
子どもが寝たあとに、夫婦の会話の時間をとるとかでしょうか。
でも、毎日疲れていると、夜、子どもと一緒に寝てしまうんですよね。
子どもが話すときは必ず同じ目線でちゃんと耳を傾けるようもっと努力してみます。
他の方のアドバイスでは、子どもの手を握って安心させてあげるという方法もありました。
もし、会話を遮らずに待ってくれることが少しでもあれば、心から感謝して見るようにしてみます。
3 毎日の歯磨き
これはずっと、ストレスです。
急いでいるときに限って、輪をかけたようにさせてくれません。
毎日、2回はすることなので、その時間が来るとだんだんストレス溜まってきます。
歯磨きの大切さ、虫歯のこわさなど、常日頃から話していますし、子どもも理解しています。
やっぱり、子どももめんどくさいんでしょうね。
遊ぶ時間が取られることが嫌なのもわかります。
ゆとりを持って、「もう少ししたら歯磨きの時間だよ」と予め伝えておいても、
いざその時なると、中々させてもらえません。
対処法
以前までは、「しないと虫バイキンにやられちゃうよ」 とか、
「今日はもうしないから」っと切り捨てるように脅したりしていました。
それでもしないときは、羽交い締め。本当は強制的にしたくないんですが、、、。仕方なく。
上記の方法では、ダメであるということを、モンテッソーリ教育の本を読んで学びました。
脅したり、何か条件付きでさせたりすると、
◯◯されたくないから仕方なくする。とか、〇〇してくれるからする。
そんな思考の子どもになってしまうということでした。
そこで我が家では最近、まず子どもが自分で自分の歯を磨く。 それを楽しんでもらうことにしました。
どんな磨き方をしても、褒めてあげ、注意しない。(ただ、口に入れて歩いたり遊ばないことはルール)
この利点
・自分でさせることで、歯磨きへの抵抗を減らせる。
・自主性や責任感が育つ。
・自分でやったあと、必ず仕上げ磨きをしないといけないので、必然的に親もできる。
この対処法で、うまくいくときもあれば、ダメなときもありますが、以前よりストレスは減りました。
子供の年齢が上がれば、この手のストレスは減っていくものですが、
渦中にいると本当にイライラがつのりますよね。
少しでも参考になれば嬉しいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
うちとは全く違う育児ストレスで参考にならなかった方や、
そんな対処法では効果がないと感じた方もいると思います。
でも一握りの人でも少しは役立った思ってくださるなら嬉しいです。
ずっと先、将来、自分の子どもが成人し、結婚し、子どもを授かった時。
うちの子も、親として育児ストレスを抱えることになるでしょう。
「あなたの育児をしている時、こんなストレスを抱えていたんだよ」と言えたらいいのですが、
絶対忘れていると思うので、この記事を書くことをひらめきました。
将来、ずっと先、このブログを我が子が読んで、参考にしてくれるなら、
こんなに嬉しいことはありません。
親は必死で子育てしています。
子供の成長はあっという間ですので、育児のことで少し前まで悩んでいたことなどすぐに忘れて、
また違う問題と向き合うことになります。
だから、日記のようにブログに書き起こし、今後も残していきたいと思います。
そして,今言えるのは、うちの子どもは「子どもらしい子ども」だということです。
親の思う通りにはならない、これが当たり前で正常なのかもしれません。だから、
自分も努力はしますが、半分開き直って気持ちをゆったり落ち着かせ、イライラスイッチを切ります。
子どもを上回る大きな、”どん”とした、ちょっとやそっとじゃ動かない親になれるよう頑張ります。
お付き合いしてくださり、ありがとうございました。
それではまた!!
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